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6 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:37:30
第一話


空は闇に染まり、満月が地上を見下ろしていた。

なんだか不気味なくらい輝いているけど、満月を見るとなんだか嬉しくなる。

上を見上げて数秒。僕は足早にそこから立ち去った。

家には妻が用意したご飯が待っている。

それが会社から帰った僕の、唯一の楽しみであった。


もう九時だからだろうか。

見渡す限り誰もいなく、僕の足音だけがこの場に響き渡っていた。

こつん、こつん、と。

なんだかスキップでもしたくなった。



7 :名無しさん:2007/07/07(土) 22:38:07

家が見えてくる。

きっと妻はいまかいまかと、僕を待っているのだろう。

そんな愛しい妻の仕草を想像しながら、僕は家の扉を開けた。


( ^ω^)「ただいまだおー」


とことことこ。

可愛らしい足音が聞こえてくる。

もちろん、この足音の持ち主は、僕と妻の愛の結晶の、デレの足音だ。

僕は、彼女が登場するのを、気長に玄関で待っていた。


( ^ω^)「デレー。ただいまだおー」


彼女は、僕の姿をみた途端泣いてしまった。



8 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:38:37

(;^ω^)「ど、どうしたんだお!?なにかあったのかお?」


思わず乱暴に靴を脱ぎ捨て、デレのもとに向かう。

声を上げながら泣いているデレを、なんとかあやすことができた。


( ^ω^)「ほら、泣かない泣かない」


頭を撫で、安心させる。我ながらいい親だ。

鼻水が垂れていたので、ポケットティッシュで拭いてあげた。


ζ(゚-゚*ζ「お母さんがいないの……」

(;^ω^)「え!?」


そういえば、いつもならデレとともに玄関に来るのに、今日は来なかった。

妻の作るご飯の匂いも、漂ってこない。

仕方がないから、その日は僕が夕飯の用意をした。

次の日も、妻は帰ってこなかった。


9 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:39:01

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない

妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない妻が帰ってこない


10 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:39:50

周りのものは散乱していた。電話も先程から鳴りっぱなしだ。

大方、会社の奴らだろう。畜生、一週間休んだだけでうるさい奴らだ……!!

僕は怒りを矛先を電話線に向け、引き千切った。これで電話が鳴ることはなくなった。

外から怒鳴り声が聞こえる。こんな朝からなにをしてるんだ…。あぁ、頭が痛い。

久しぶりに見た鏡の中の僕は、なんだかやつれているようだった。


( ゚ω゚)「はな、はぁ、はぁ…」

ζ(゚ー゚*ζ「お父さん、大丈夫?」


デレの手には、頭痛薬。

我ながらよくできた娘だと思う。ありがとうと告げ、薬を飲み込んだ。


( ゚ω゚)「デレ、学校はどうしたんだお?」

ζ(゚ー゚*ζ「え……と…」


下を向きながら、もじもじしているデレ。

時刻はもう8時を回っている。急げばまだ間に合う時間だ。


11 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:40:35

( ゚ω゚)「ほら、早く学校に行くんだお。まだ間にあうお」

ζ(゚ー゚*ζ「でも、でも!!」

( ゚ω゚)「でもどうしたんだお?」

ζ(゚ー゚*ζ「お父さんが心配で……!!」

( ゚ω゚)「デレ……」


デレの頭に手の平を乗せる。


( ゚ω゚)「お父さんは大丈夫だから、学校に行って来なさい」

ζ(゚ー゚*ζ「本当!?本当に大丈夫なの??」

( ゚ω゚)「大丈夫だお。ほら、友達が待ってるお」

ζ(゚ー゚*ζ「うん!!」


デレは、笑顔をふりまきながら家を出た。


12 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:41:06





( ´∀`)「さて、次のニュースモナ」

川 ゚ -゚)「今日の8時ごろ、妻のツンさんを殺害した容疑で、内藤ホライゾン容疑者が逮捕されました」

( ´∀`)「今日という日まで、自分の子供を人質にとっていたそうモナ」

川 ゚ -゚)「モナーさん、恐ろしい話ですね」

( ´∀`)「本当ですねモナ。物騒な世の中にだモナ」

川 ゚ -゚)「そうですね。皆さんも気をつけましょう。さて、次のニュースです」






13 : バトロワ ◆I40z/j1jTU :2007/07/07(土) 22:41:44

(´・ω・`)「これで僕の話は終わりだ」


ショボンは自分の目の前にある、一本の蝋燭を持つ。
その蝋燭に、優しく息をかけ炎を消した。


(;^ω^)「………」

(;'A`)「………」

(´・ω・`)「どうしたんだい?二人とも」

(;^ω^)「いや、なんだか後味の悪いというか……」

(;'A`)「よく意味がわからないというか……」

(´・ω・`)「その感じがミステリアスを生み出し、いいふいんきを出してるんじゃないか」

(;'A`)「あ、あぁ……」

(´・ω・`)「なんだい。その納得のいかない表情は。次はブーン、君だ。そうだな、お題は……」

(;^ω^)「………」

(´・ω・`)「満月だ」
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