ねじ的まとめサイト爪'ー`)y‐

( ^ω^)ブーン系小説まとめています 依頼とか受けたり短編まとめたり、色々。

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15 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 18:57:28
( ^ω^)「それは、夏休みの出来事だったお……」




あのときの僕は、2ケ月という長い休み期間ゆえ、途中でやることがなくなっていた。
ゲームはもう飽きたし、友達の何人か帰省したという連絡も。

このままでは暇すぎて死んでしまう。
そう思いながらネットサーフィンをエンジョイしていたときであった。


( ^ω^)「……ばと☆ろわ…?」


アキバを始め日本中でブレイクしているアニメ、ばと☆ろわ。
その人気は凄まじく、舞台のひとつとなっている鷹宮神社では聖地巡礼が行われているほどだ。

ちょうど僕もこの春に上京してきた人間の一人。このまま時間を意味も無く過ごすのももったしない。
考えたらすぐに行動する男と自分で豪語している僕は、財布と携帯を握り締め即座に家を出た。



………このあとにおこる悲劇も知らずに。


16 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 18:58:03

( ^ω^)「ふんふんふ~ん♪」


wktk気分で電車に乗り、小宮駅に到着。東京駅に劣るとはいえ、相変わらず人ゴミが激しい。
ぶっちゃけ、なんの準備もしてないからどこに行けばいいかわからなかった。
唯一の情報は鷹宮駅の近くということだけ。

都会の暮らしにまだ慣れていない僕は、しばらくの間駅内を彷徨っていた。


( ´ω`)「いったいどの電車に乗ればいいんだお……」


僕は人見知りが激しく、知らない人と話すのが苦手だ。
しかし、小宮まで来て引き返すのもなんだか負けた気がしたので、勇気を振り絞って駅員に聞くことにした。


(;^ω^)「あああああああのののののぉぉぉぉぉ」

( ・∀・)「はい、なんでしょうか?(なんだこいつ)」

(;^ω^)「鷹ぃぃぃっぃゃ宮駅ぃいいいに行きたたああああいので
      すがどのどのどの電車に乗ればいいいいいいいのでしょうかがぁああああ?」

(;・∀・)「す、すみません、もう一度お願いします」

(;^ω^)「鷹ぃぃぃっぃゃ宮駅ぃいいいに行きたたああああいので
      すがどのどのどの電車に乗ればいいいいいいいのでしょうかがぁああああ?」

(;・∀・)「す、すみません、もう一度お願いします」


17 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 18:58:47





(  ω )ブチッ





無限ループって………。





( ゚ω゚)「鷹宮駅にいくのにはどの電車に乗ればいいかって聞いてるんだおッ!!」





怖いよNE!


18 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 19:00:06

なんとか通じたが、なんと鷹宮駅はJRじゃないからわからないのこと。
どうしたらいいかうろたえる僕に、駅員は提案を出してきた。


( ・∀・)「東鷹宮駅ならJR経由ですよ」


東がついてるが、同じ鷹宮だ。
僕は、その提案に乗ることにした。


( ・∀・)「あそこにある電車から行けます」

(*^ω^)「じゃあそれにのるお!駅員さんありがとうだお!」

( ・∀・)「お気をつけて行ってらっしゃい」


片手に切符を握り締め、僕は小宮駅を出発した。


――――


――


19 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 19:00:48

――東鷹宮駅



( ^ω^)「やっと着いたお!」


そこは、故郷を思い出すくらい田舎であった。
埼玉にもこんなところがあるんだなぁと思いながら、僕はタクシーを見つける。


( ^ω^)ノ「HEY運ちゃん!鷹宮神社まで頼むお!」

( ゚∀゚)「OKピザ!さっさと乗りな!時間は待ってくれないぜ!」


クーラーの効いた、冷えた車内に乗り込む。
ドアが閉まるのを確認した運ちゃんは、勢いよく東鷹宮駅を出発した。


( ゚∀゚)「うっひゃっほーーーーーーいwwwwなんだかしらねぇけどこのごろ客が増えて嬉しいぜwwww」


喜ぶのはいいが、僕は精算メーターとにらめっこをしていた。
どんどん上がる数字。ついたころには1000円を超えていた。


( ゚∀゚)「テラサンクスwwwwじゃぁなwwww」

( ´ω`)「……ばいぶー……」


恐ろしく高い出費。
財布を見て、僕はため息をつきながら鷹宮神社へと進む。


20 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 19:01:50

( ^ω^)「ここがかがみんが歩いてたところかお」


特にばと☆ろわが好きではない僕は、足を一瞬止めた後再び動かす。
せっかく来たのだから、絵馬を買って願い事を書いてみるのもいいかもしれない。
思い立ったら吉。僕は売店へ向かった。


( ^ω^)「絵馬くださいお」

川д川「1000円になりマース」

( ゚ω゚)「っせ………ッ!?」


止まる手。動かない足。流れる汗。聞こえる蝉の鳴き声。
全てが、虚しく感じた。


川д川「買ってくれないと呪いマース」


さらば、野口。そしてごめん。僕は呪われたくないんだ……。
ゆっくりと、野口が手元から離れていくのを、僕は黙って見ているしかなかった。


川д川「お買い上げ、ありがとうございマース」


巫女さんの笑顔が、やけに輝いて見えた。


21 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 19:02:52

( ´ω`)「はぁ……」


落ち込んでいても仕方がないことだ。失った野口は帰ってくることはない。
気分を乗り換え、僕は絵馬に文字を書くことにした。


( ^ω^)「っきゅ、っきゅ!」


それを持って、数々の~は俺の嫁と書かれている絵馬たちとともに、結ぶ。
なかなか微妙な光景だったのはこれを見ればわかるだろう。


ttp://imepita.jp/20071003/535680


( ^ω^)「さて、帰るかお」


当然帰りの電車賃やらにも泣かされたのはいうまでもない。
残暑だけが、僕の背中にいつまでも張り付いていた。


22 :バトロワ ◆I40z/j1jTU:2007/10/03(水) 19:04:13

( ^ω^)「これで僕の話は終わりだお」

いつもと同じ要領で、蝋燭に灯る炎を消す。

(´・ω・`)「それのどこが怖い話なんだい?」

( ^ω^)「僕のお財布事情だお。同じ埼玉だと思ってたら痛い目にあったお」

('A`)「それでいくらくらいかかったの?」

( ^ω^)「シャーラップ。ぶち殺すぞ童貞。俺にそれを思い出させるな」

('A`)「………」

(´・ω・`)「それにしても汚い字だね。ある意味芸術だよ」

( ^ω^)「木の横に押し付けながら書いたんだお。だから汚いのは無理ないお」

('A`)「いやそれにしてもこれは汚いだろう」

( ^ω^)「シャーラップ。ぶち殺すぞ童貞。そう思うお前の心が汚いんだお」

童貞が黙ったところで、僕は次の御題を言うことにした。

( ^ω^)「次の御代は……北風、だお」
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