ねじ的まとめサイト爪'ー`)y‐

( ^ω^)ブーン系小説まとめています 依頼とか受けたり短編まとめたり、色々。

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1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:12:54.15 ID:JECSrmhqO
学校でも地味で目立たない存在。いてもいなくても同じ存在。
それが僕の今の現状だ。

楽しみと言えば唯一の友達との学校帰りのゲーセンぐらいだ。


( ^ω^)「ドクオーゲーセン行くお!」


(*'A`)「────」

川 ゚ -゚)「────」
あれ……?


3 名前: ◆ph2O.JlUMw 投稿日: 2007/08/08(水) 21:15:49.63 ID:JECSrmhqO
( ^ω^)「ドクオー!」



(*'A`)「───」

川 ゚ -゚)「───」


馬鹿な……。おかしいぞ、僕の親友が女の子と喋っている!!

そんなことがありえるなんて……。あのドクオに………。



(#^ω^)「ドクオ!!」


('A`)「あっ、ブーンいたのか」

(#^ω^)「さっきからずっといるお!!」

(;'A`)「わ、わりぃ」


4 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:16:43.78 ID:JECSrmhqO
川 ゚ -゚)「すまんな。私はお邪魔かな? そろそろ帰るとしよう、じゃあまたなドクオ」

(*'A`)「う、うん!」


(#^ω^)「…………」


(;'A`)「……ブーン?」

(#^ω^)「この裏切りものめ!!」


(;'A`)「ちょ、いたっ!痛いって!すねはやめろといつも言ってるだろ!」


(#^ω^)「お前が女の子と喋べるなんてこち亀が最終回を迎えるぐらいありえないお!!」


5 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:17:32.74 ID:JECSrmhqO


('A`)「ひでぇな!」


(#^ω^)「しかも学園一の美少女クーちゃんと……どういうことか説明してもらおうか……ファンクラブ会員No.1と

して聞く義務があるお」


(;'A`)「お、落ち着け!わかったよ!説明する」




6 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:18:19.05 ID:JECSrmhqO
( ^ω^)「自己開発セミナー!?」


('A`)「ああ…彼女とは最近そこで知り合ったんだ」


( ^ω^)「自己開発って何をするんだお?」


('A`)「なんて言うのかな……自分に自信をつけるというか、新しい自分を見つけるというか……」

( ^ω^)「ブーンも行ってみたいお」


(;'A`)「ええー!」


( ^ω^)「一生裏切り者扱いするお?」

('A`)「わ、わかったよ」


9 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:19:25.22 ID:JECSrmhqO
僕はなかば強迫でドクオに自己開発セミナーのある場所に連れていかせた。
ドクオはバツの悪そうな顔をしている、きっとクーちゃんとの二人で共有している秘密に僕が介入するからだろう。

それでも僕に隠すことなく案内までしてくれる所、やっぱりドクオはいい奴だ。

( ^ω^)「ところでなんでクーちゃんが自己開発セミナーなんて通っているお?そんな必要ないと思うおに」

('A`)「クー? ま、優等生も大変ってとこだな」

( ^ω^)「ちょ、さりげなく呼び捨てしてるし」


('A`)「だって本人がそうしろっていうんだもんね」


10 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:20:17.16 ID:JECSrmhqO
(#^ω^)「くっ……ドクオ一歩リードかお……しょうがないお、お前をライバルとして認めてやるお」

('A`)「はいはい」


僕の胸は高鳴っていた。
僕たちのような男に友達が増える!!それもクーちゃんのような可愛い女の子と喋れる!!
それだけで充分にセミナーに行く価値はある。


('A`)「ついたぜ」



11 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:21:24.91 ID:JECSrmhqO
意外にもそれは三階建ての古い小さなビルだった。
いつもよく通る道なのに初めてこんな所があるのに気付く。


('A`)「ここの三階ね」


ドクオは流石行きなれているだけあって淡々とビルの中に入っていく。


(*^ω^)「………」


僕はというと緊張と期待が入りまじる妙な高揚感に足を震わせていた。


('A`)「こんちわ」


三階に着くとドクオが扉を開けてセミナー室に入ってる。
僕も遅れじと後を付いていく。


( ^Д^)「うん?見ない顔がいるな」


14 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:22:45.42 ID:JECSrmhqO
満面に笑みを浮かべた男がドクオを出迎え、僕を笑っているのか不審に思っているのか分からないような顔をして

みる。


('A`)「あの……友達です。今日は体験ってことで」


( ^Д^)「そういう事か。うん、中々素敵な顔じゃないか」


その男は一層顔にシワを作って笑う。
少し気味が悪いくらいだ。



16 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:27:25.16 ID:JECSrmhqO
(;^ω^)「どうも……」


( ^Д^)「私はプギャー、緊張しなくていいよ」


( ^ω^)「はい」

( ^Д^)「君はペルソナを知っているか? ペルソナとはラテン語で仮面と言う意味でパーソナリティの語源人の人

格、他面性とも言うべきか。
うちではその深層心理に隠れた人の顔を──」


(;^ω^)「…………」


(;^Д^)「どうやら難しい話はよした方がいいらしいな。つまり自分が気付いていない内面を引き出すのさ」

( ^ω^)「内面……」


( ^Д^)「習うより慣れろ、だ。ショボン君!」


17 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:28:23.07 ID:JECSrmhqO
(´・ω・`)「はい、ただいま」


今度はプギャーさんとは違い、鬱蒼とした面持ちの男が出てきた。
気だるそうに僕に箱を差し出す。


(´・ω・`)「やあ、ようこそ仮面の館へ。このペルソナはサービスだからまずは被って落ち着いて欲しい」


そういって箱の蓋を外すと中には仮面が入っていた。
凛々しい表情の仮面。

('A`)「さ、仮面を被ってみろよブーン。新しい世界が見れるぜ」


18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:29:35.10 ID:JECSrmhqO
ぼくはおそるおそるも仮面を手に取り、


( ^ω^)「新しい世界……」


そしてそれを顔につけた。


( ^ω^)「……!!!!」


(´・ω・`)「落ち着いて、すぐに終わるよ」


顔に仮面をつけた途端、皮膚が焼けつくように熱く痛い。


(;^ω^)「ううう………」



19 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:31:03.27 ID:JECSrmhqO
( ^†^)「ぐ………」


(  ・†・)「………う……あ……」


(´・ω・`)「うん。中々凛々しい顔だ」

('A`)「かっこいいぜブーン」



( ・†・)「………」

僕はショボンさんに手渡された鏡で自分の顔をみるが、凛々しい顔の男はそこにはおらず。
奇妙な模様の仮面が僕の顔に張り付いていた



20 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:32:20.19 ID:JECSrmhqO
(´・ω・`)「いいかい。今君が見ている自分はペルソナを着けている時の君の顔……覚えておくんだ。
僕たちから見ればその仮面は皮膚との境界線をなくして、いつもより凛々しい表情をした君の顔に見えている。
だけど君自身には単に仮面をつけただけの顔にしか見えていないだろうけど安心していいよ」



( ・†・)「なんか変な気分ですお」


(´・ω・`)「僕たちには見えない君の仮面に刻まれているその模様、それが君のペルソナだ
どんな仮面をつけても君自身にはいつも同じ模様の仮面をつけている風にしか見えないからね」



22 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:36:51.73 ID:JECSrmhqO
('A`)「所でブーン、何かこう心が躍る感じがしねえか?」


( ・†・)「するお!何だか外に出て活発に活動したい気分だお!!こんなのエロゲの発売日に学校休んで並びに

いった時以来だお!!」


(´・ω・`)「よし。じゃあ実戦あるのみ、外に出てごらん」



23 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:37:56.87 ID:JECSrmhqO
( ・†・)「把握したお」


(´・ω・`)「ただしルールは二つ、ペルソナの紋章を誰にもいってはいけない。
人格が壊れてしまうからね。
そしてもう一つ、仮面は一日に二時間まで。
それ以上つけていたら体が壊れてしまうからね」


( ・†・)「おk」


(´・ω・`)「とりあえずドクオ君、ブーン君についていってあげて。
一時間程したら帰ってくるといい」


('A`)「わかりました」



24 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:40:04.26 ID:JECSrmhqO
僕は今とても爽やかな気分だ。
とにかく興味のあることは何かしてみたい、まるで自分じゃないみたいなこの感覚。
きっと運動部のイケメンは毎日こんな気分なんだろう。



有頂天だ!!


どんな人とだって気さくに喋れる気がする。


⊂二二二( ・†・)二二二⊃「ブーン!!!」


(;'A`)「ま、待ってくれよ!!」




25 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:41:13.56 ID:JECSrmhqO
(*゚ー゚)('、`*川「…………」



('A`)「あ、あの子達なんてどうだ……?」

( ・†・)「中々だお。よし、ちょっと話しかけてくるお」


(;'A`)「いきなりかよ」



( ・†・)「ねえ君達何してるお?」


(*゚ー゚)('、`*川「私達暇してるのー」



27 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:43:05.33 ID:JECSrmhqO
( ・†・)「そうかお───」



それから僕は自分でも信じられないくらい彼女達との会話が弾んだ。
産まれて初めてこんなに女の子と喋った。


('、`*川(*゚ー゚)「キャハ!おもしろーい」

( ・†・)「ハッハッハッ!」

(*'A`)「が、ガンダムって知ってる?」


(*゚ー゚)('、`*川( ・†・)「…………」


('A`)「……知らないよね…はは……」


28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:44:58.12 ID:JECSrmhqO
('A`)(俺もペルソナつけてくればよかった………)



こうして僕は時間も忘れてお喋りをした。


('A`)「ブーン、そろそろ時間だ。帰るぞ」

( ・†・)「え……もうかお。もうちょっと…」


('A`)「駄目だ」


( ・†・)「ちっ……わかったお。うちのツレが空気読めなくてゴメンねハニー達」


('、`*川(*゚ー゚)「またねーー!」




29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:48:33.60 ID:JECSrmhqO
(´・ω・`)「で、どうだったかな?」


( ^ω^)「最高ですお!!」


(´・ω・`)「よかった。じゃあ君も今日からセミナー生だ」


( ^ω^)「はいですお」


(´・ω・`)「改めて言おう。ようこそ仮面の館へ」




こうして僕は思いもよらない新しい世界へと足を踏み入れるのだった。


そしてこの時から悪夢は足音をたてずに訪れていたんだろう。


「第一話 仮面の男 完」





36 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 21:53:40.51 ID:qA6MNKm/0
>>1乙

その人の内面の綺麗さが仮面をつけたときの状態ってこと?
内面がすごく汚い人はアウアウってことになる?


39 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日:

2007/08/08(水) 22:00:27.38 ID:JECSrmhqO
>>36自分では他人が見えるような顔は見えず
例えば笑い面をつけても怒り面をつけても、自分本人には常に同じ模様が刻まれた仮面をつけているようにしか

見えないってことです。
ブーンの場合は†でそれは一人一人違う紋章です。
紋章の違いは個性の違いで心が綺麗や醜いといったことは多少影響します。






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